自分を好きになるということ(JMMを読んで)
「〝自分のことが好きじゃない人生って嫌だな″と思えたというか。」
JMovieMagazineで、大吾くんが語っていた言葉。
私は、自分を好きになれない。
アイドルを好きになる理由で、「私と似てる部分があったから」「共通する部分があるから」という意見を目にすることがたまにある。
そう思える人がすごく羨ましい。私も、大好きな人と同じ部分や共通点を見つけたい。
でも、どうしても私はそう思えない。私が好きになるアイドルはみんな、自分にないものをたくさん持っている人。自分との共通点は全くない。共通点を見つけられたとしても、好きなテレビ番組とか、好きな動画配信者とか……内面的な部分ではない。
けれど、だからこそ私はその人を好きになる。きっと自分と同じ性格や考えのアイドルがいても、好きにならないのではないかなと思う。
それほど私は自分に対して自信がないし、自分のことを好きになれない。
でも、それはそれでいいのではないか。自分のことは好きじゃない!って、開き直っちゃえば。最近までそう思っていた。
そんな時にJMMを読んだ。
〝自分のことが好きじゃない人生って嫌だな″
インタビューで、大吾くんが発した言葉。自分のことが好きじゃなくてもいいやって開き直っていた私は、急に恥ずかしくなった。ちょうど自分がそのことについて考えていた時だったから、余計心にぐっっと来た。
開き直っていたら、なにも変わらない。それでもいいのかもしれないけど、でも。大吾くんは違った。
自分のことを客観視して、いいところも悪いところも理解した上で自分のことを好きになって、ダメな部分は直していかなければ。そう思った。思わせてくれた。
大吾くんを知ってから、本当に彼が私の尊敬する人の1人になったし、彼ほどできる人間はいないのではないかと思ってしまう。
大吾くんみたいにはなれないかもしれないけれど、少しでも自信を持って大吾くんを応援できるように、これからは自分自身を見つめ直していきたい。
そして、
「いろんなことの好き嫌いが激しい人間だった」
そう語っている大吾くん。
好き嫌いが激しいって、モノに対してだったら公にしてもそれほど問題ないように思う。
でも、人に対しての好き嫌い(主にキライ)は、アイドル・一般人問わず、その感情を表に出さない方が良いだろう。
私は本当にファンになったばかりで、ほんのすこーーーしの期間しか大吾くんを見てきていないけど。
大吾くんが人に対して〝キライ″とか〝苦手″っていう感情を感じさせているところを見たことがない。(スキの感情はめちゃくちゃ溢れているし、愛が深い。)
嫌いという感情を出さないようにするって意識しなければできないことだし意識していても難しいこと。それができてしまう大吾くんはプロというか、本当に『できる子』。
好き嫌いが激しいながらも、それが周りの人にどう影響するのか考えて行動できるのは、客観的に自分のことを見ることができていたからなのではないかと思った。
「最近まで自分のことがあまり好きじゃなかった」と語っているけれど、好きじゃなかったとしても、自分のことやほかの人のこと、本当に色々なことを考えて行動してくれていたんじゃないかなと思う。(勝手な憶測だけれども…。)
自分のことが好きじゃないからって開き直って投げ出したりしてない。私みたいに。見習わなければ。
何度考えても、やっぱり大吾くんはとってもとっても素敵な人です。
このインタビューの内容を、今の私が読めて良かった。
ドラマ『大阪環状線-part4-ひと駅ごとのスマイル』。10月からの放送を楽しみにしています。
そして、インタビューでこのことを話すきっかけにもなった、〝おじいちゃんの台詞″にも注目して観たいと思います。